杵築市を代表する農作物「杵築みかん」の情報をお届け!
大分県杵築市は温暖な気候に恵まれているため農作物が育ちやすく、近年は「杵築ブランド」と呼ばれる特産品に関する情報を市内外に向けて発信しています。杵築市ならではの特性や資源を活かした農作物として、もっとも有名なのはみかんです。杵築ブランド認定品として魅力的な品々を全国に発信しています。
杵築ブランド認定の流れについて
平成27年度に杵築ブランド推進協議会が立ち上げられて以降、杵築市は農作物・水産物の販売や知名度の向上に力を入れています。市内の生産者・食品製造者が杵築ブランドとして商品を売り、消費者はブランド品を買うことで生産者・食品製造者の所得を向上させることができます。基本的にはバイヤーによる個別相談会や専門家が開くセミナーによって商品開発が決まり、改良を重ねた品が杵築ブランドに認定されます。厳しい審査を経た商品のため、杵築市の農作物・水産物には全国的に名が知られているものもあります。続いて杵築ブランドに認定された杵築みかんにも触れていきましょう。
杵築市の代表的な農作物・みかんの魅力
杵築は昔からみかんが育てられている土地であり、大正時代には既に栽培が始まっていました。肥沃な大地で育ったみかんは現代に進むにつれて高まる技術によってより甘く、より美味しくなり、現在はハウスみかんとしてブランドを確立しています。口に含んだ途端に広がるみずみずしさと爽やかな甘さが特徴的で、杵築みかんは全国でも上位の生産量です。みかんをそのまま頬張るだけではなく、ジュースやゼリーアイスなど、杵築ならではのスイーツを楽しむこともできます。また、みかん好きの方であれば杵築市産業祭・みかん祭りも必見です。
杵築市は美味しい水産物も評判です
杵築市は海沿いに発展しているため、魚食文化が進んでいる地域です。美味しい海の幸に恵まれた地域でもあり、地元の飲食店では海鮮料理の味も評判になっています。杵築ブランド認定品に別府湾かちえび(別府湾で採れた赤海老を加工した品)が含まれるのがその証左でしょう。また、水産物としては別府湾焼きえびや杵築市の老舗と協力して作られた魚漬も知られています。大分の「食」を詰め込んだ地域こそ杵築市である、と言えるでしょう。