東京や大阪、京都、北海道など、全国の縫合手術を実施する医療機関では、縫合作業にあたって縫合針が使用されています。縫合針は人間の身体の組織を縫い合わせるために必要不可欠なアイテムです。とはいえ、具体的にはどのような役割を果たすのか気になっている方も少なくないのではないでしょうか。以降の項目では、縫合針に関する情報を簡単にわかりやすく解説させていただきます。

縫合針とは？

縫合針は医療用機器の一種です。組織を縫合するために使うアイテムで、基本的には神経を縫い合わせたり眼科処置の際に使用されます。切り傷などで皮膚から出血した場合、切創が綺麗な状態であれば、縫合針で傷跡を縫うことで止血の役割を果たします。創感染を起こさずに傷跡を治すこともできるため、出血に対処するために欠かせない処置だと言えるでしょう。しかし、縫合のために医療機関を受診するにあたって、切り傷をどう処置した上で来院する必要があるのでしょうか。引き続き疑問に応えます。

縫合針で縫う前に出血部へ対処するには

切創（切り傷）によって出血した後、医療機関を受診する前に傷跡のある箇所にタオルを巻いたり、紐で血流を止めて対処しようとする方は少なくありません。ただ、この方法では血流が阻まれてしまうため、長時間その状態が続けば患部が壊死する恐れがあります。受診される際は無理に切創の付近を縛ろうとせず、出血部を押さえるようにして圧迫した上で診療を受けましょう。

東京で製造される縫合針は種類豊富です

様々な状況に対応するべく、縫合針の持つ針の形状には非常に豊富な種類があることで知られています。基本的に、皮膚組織の縫合に使用される角針・針の先端が丸く血管などのデリケートな組織の縫合に使用される丸針、眼科処置に利用される眼科針の3種類に分かれており、東京の縫合針を製造するメーカーのホームページなどで各企業の縫合針の特長をチェックすることができます。医療機関に受診した際、縫合針に関する質問があれば医師に相談するのも重要です。縫合に使用する針の種類について気になる場合は、かかりつけの医師に直接お問い合わせください。