子育てに迷ったら読んでおきたい一冊「人生の基盤は妊娠中から3歳までに決まる」
はじめての妊娠。
親とは離れて暮らしていてなかなか相談できる人いない。
不安ばかりが募って、嬉しいことのはずなのに涙が出そうになったり。
そういう気持ち、きっと妊娠した人は経験したことあるのではないでしょうか。
誰だってはじめてのことは不安ですよね。
そんなときは子育てについての本を読んでみてはいかがでしょうか。
私が妊娠したとき、周りの友人たちはまだ結婚もしておらず妊娠のことを相談できませんでした。
そこで、妊娠出産に関する本を本屋で探しまくり購入した本のうち、今回はこの「人生の基盤は妊娠中から3歳までに決まる」をご紹介します。
3歳児神話について
3歳児神話という言葉を聞いたことがありますか?
「3歳までに脳の8割ができあがり、3歳までの環境によってその子の将来が決まってくる。」というものです。
思春期以降の発達の差は、実は3歳までの養育環境によるところが多いそうです。
この本では、どうして3歳までといういうのか、3歳までにどのようなことが起こっているのかを科学的に説明してくれています。
愛着障害とはどういうことで、そうならないためにどうすべきか。
「女性脳を母性脳にするには」についても書かれています。
妊娠中〜月齢ごとに細かく書いてある
この本の中では、妊娠中から生まれた子供の月齢ごとに気をつけることを書いてあります。
今こういう成長をしている時期だから、こんなことに気をつけましょう、といったことが科学的に示してあるので「なるほど」と納得しやすいです。
0〜2ヶ月、3〜5ヶ月、6ヶ月?〜歳、1〜2歳とそれぞれに対する具体的なアドバイスが書かれてあります。
2歳以降の上手なコミュニケーションの取り方や、遊び方も書かれているので、子供とどう接していいかわからないときには助かるでしょう。
この本を書かれている方は小児科医師として25年勤めていたので、実際のエピソードや体験談も多く書かれています。
まとめ
それぞれの家庭に事情があって3歳まで常に子供と一緒なんて無理だ、と思う方もいるかもしれません。
この本に書いてあることをしなければダメだと思うのではなく、できることを取り入れていけたらいいかなと感じました。
どうやって子供と遊んであげたらいいかわからない方や、根拠に基づいた考え方を知りたい方にはぴったりの本です。
私も子育てをしていますが、子供にはこうしてあげた方がいいからと毎日してあげられるわけではありません。
だけどたまに思い出してはこの本を開き、こうしてあげたいなぁと再確認しています。
妊娠中の方、子育てで不安がある方は一度読んでみてはいかがでしょう。