デイサービスとはどんなもの？デイケアとの違い

デイサービスとは通所介護のことで、介護保険サービスの一種です。
通所、ということはつまり施設に利用者が通い、食事、体操、入浴などの介護サービスを受けるというものです。
自宅で生活しながらも家庭内介護の負担を減らすことができるとして、多くの人が利用しているサービスです。

一方のデイケアですが、こちらは通所リハビリテーションのことを指します。
65歳以上の疾病によって身体機能が衰えているなど、医師からリハビリが必要と診断された人が対象となります。
例えば入院していたことで足腰が衰えてしまった、四肢の機能が低下してしまったといったケースで、退院後にデイケアに通うという場合があります。

静岡でデイサービスを行っているところ

静岡でデイサービスを行っている施設は数多くあります。
静岡市内でいえば約300程度の施設があり、静岡県内であればその数はもっと多くなるでしょう。
デイサービスの施設によっても定員の多いところ、少ないところなどさまざまです。
ほとんどのデイサービスで見学を行っていますので、利用を検討している施設がある場合には一度問い合わせしてみると良いでしょう。

デイサービスの一日

デイサービスの一日の流れを、一例として紹介します。

サービスの提供時間を午前9時から午後4時としましょう。
迎えが来て施設に到着すると、まずは健康状態のチェックが行われます。
その後共有のスペースなどで利用者みんなでレクリエーションを行います。
これは歌や、座ったままでも立ったままでもできるような簡単な体操、手遊びなどが多いようです。
そのあとは入浴時間や自由時間となります。
昼12時には昼食が提供され、食べやすい食事が専門のスタッフによって作られます。
午後はまた体操や自由時間、おやつの時間などを楽しみます。
仲の良い利用者同士はここで親交が深められます。
夕方16時には施設を出て、自宅まで送ってもらえます。

このようにデイサービスでは、高齢者向けに合わせた日中の過ごし方をすることができます。
家庭以外でのコミュニティに参加することで、認知症の予防にもなるとされます。