東京災害時にも利用できる中継支援車とは?

東京災害時にも利用できる中継支援車とは?

いつ起きてもおかしくない首都直下地震。
そんな東京での災害時にも強い味方となってくれる中継支援車。
今回は、首都直下地震でのシミュレーションとその際の東京の中継支援車の役割などについてご紹介します。

大都市東京の震災シュミレーション

東京都をはじめとする首都直下地震ですが、内閣府の防災情報の最終報告によるとかなりの被害が出ると想定されています。
まずは地震による建物全壊が17万5千棟、建物倒壊に伴う死者が最大で1万人強と予測されています。
また、火災と併せると延べ61万件の建物の消失や倒壊が起こると予測されています。
インフラは、電気が発生直後に5割の地域で停電、電話に関しては1日以上繋がらず、上下水道は5割が断水・1割が下水使用ができないということが見込まれています。
もちろん、道路や電車などは通行止めや運休になり、交通網が麻痺することは往々にして予測されます。”

中継支援車の役割

中継支援車は多目的車両とも呼ばれ、本来は報道現場やスポーツ時に電波をつなぐ中継車のサポート車として利用されますが、空調や照明が完備されているので移動できる箱型の部屋としても使え、今や様々なところで活躍する車の一つです。

例えば、イベント会場での衣裳部屋や楽屋、倉庫として。
また、ある時はイベント会場のキッチンスペースや検査会場として利用されたりなど正に多目的に利用されるのが中継支援車なのです。

東京の災害時に活躍する中継支援車

災害時には、災害支援車といういち早く現場に駆け付け災害支援を行う特殊な車両があります。
食料や医療物資などを運んでくれ、車両バッテリーや発電機も備えて、長期に渡った被災地サポートができる車両です。
そんな災害支援車と同様、中継支援車も災害時は移動できる個室として手当などをする場所として使えたり、物資を運ぶこともできますし、様々な用途で活躍するでしょう。
また、様々な現場での報道も増えることから中継車のサポートという本来型の利用方法もあるでしょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です